by shingoy on 04/18/2012
最近聞かないキャズムの話で、よく覚えているのは、「ユーザーを分割したときの最後のラガード(laggards)は、てこでもなかなか動かない」ってこと。
自分もおっさんになってきたので気を抜くとすぐラガードになるぞと感じている。
- 地図は紙じゃないと安心できない
- カメラはアナログの暖かみが一番
- レコードじゃないと音が悪い
- 携帯は物理キーがないと不安
とかがラガードの人が新しい機器に変化しないときによく聞かれた事だ。
でも、カメラやレコードはデジタルに移ってきた。クラブDJにおいても、主流はデジタル音源になりつつあるし、カメラもプロ利用でも多く結局デジタル化されてつつある。カメラと音楽については、デジタルメディアが一人が大量にリソースを作れる、管理できる事が、アナログで作る質を超えて価値を生み出している。
今変化が起こり始めてるのははここら辺のことかな。
- 本は紙じゃないと読んだ気がしない
- 新聞は毎朝紙で読みたい
- PCの物理キーボードがないと仕事できない
- ゲームはゲーム機でクリアーしないと遊んだ気がしない
これらの事は必ずしもすぐ変わる事じゃないだろうけど、気がつくとがらっと変わっている可能性はある。自分のこだわりを強く持ち過ぎると、あっというまにカメラや音楽みたいなことが起こって自分が取り残されてるかもしれない。
勿論「俺はそういう人間だ! (by ビックダディ) 」って開き直るのはいい人生なんだろうけど、僕はそうはなりたくない。変わる物は自分で試してできるだけ取り入れることで、自分ではラガードにはならないぞと思っている。
by shingoy on 03/23/2012
beatlesや、手塚治虫は基本的に繰り返し見たり読んだりしても十分楽しめる。スラムダンクや、ドラゴンボールやAKIRAも、何回読んでも楽しい。Star Warsやブレードランナーは何度見てもやっぱり面白い。
例えば、beatlesはリマスターが出たお陰で、昔のCDからかなり音質が変わった。リリースされた直後はよく聞いていた。最近たまにiPhoneで聞くとやっぱり新たな発見があり面白い。多分その先にはレコードや、真空管アンプがあるんだろうなとは思っている。
自分の知らない事よりも、自分が昔気に入ったものの方が心地よく感じたりする。このことは、もしかすると老化の始まりなのかもしれないと感じる。
この感覚は自分にとっては、可能性を増やせないので注意する必要がある。でも、一方でこのように自分が昔気に入った物を何度も愛でることは、人の欲求としてある。そのことは意識しておきたい。
早いスピードで動き消費し続けるインターネットのサービスと、20世紀を引きずったまま高品質で何度も消費できるコンテンツ、どちらも存在する。この事をもう少し考えてみたい。
by shingoy on 03/14/2012
3.11から1年経った。改めて被害に会われた方へ心からお見舞いを申し上げます。
僕の実家は水戸で家族や友人が多く被災した。津波の被害は水戸周辺では少なかった為、他の地域に比べると被害が少なかった。それでも正月に水戸に帰った時に、近所の家が地震で無くなってしまい空き地になってしまった姿をみて、まだまだ復興したとは言えないんだなあと感じた。
1年経ってもまだ自分にとって大き過ぎる出来事でうまくまとめきれてない。でも、去年の今ごろ何をきにしていたかをまとめようと思う。
ソーシャルメディアは役に立った
当日は地震の直後はsoftbankの電話もメールも殆ど駄目だったが、twitterのDMでは嫁と弟と連絡がとれた。母から一通メールが届いて、その様子をtwitterのDMで弟に伝えたり、その様子をこっちにいたおじちゃんに電話で伝える事ができた。
そのころ茨城にいた高校の友達とは、twitter経由で無事を確認した。mixiは主に中学の頃の友達とたまたま繋がっていたので、様子を確認した。地元にいた友達がtwitterやmixiで情報を探しているときは、検索を使ってなるべくソースを確定してあげながら教えて上げていた。
地震により水道や電気が暫くやられていたので、どこでお水を貰えるか?とか、銭湯が開いているか?を調べて送っていた。マスメディアでは、なかなか水戸の情報まで伝達しきれてなかったので、tweetや小さなニュース記事を検索する事でしか情報を集める事が出来なかった。
ちゃんと自分の足で立って発言する
そうやって友達に情報を与える時に、自分が誰か? というのをちゃんと表明しておかないとデマを拡散する事に繋がってしまうと感じ、自分が誰で、今どこにいるのかはちゃんとプロフィールに書く事にした。僕のtweetや、友達のmixi日記にコメントした事が誰かに見られて変な行動に繋がってしまうのは避けたかった。
地震から半年くらい経ってからも、ちゃんと自分の立場を明らかにしてソーシャルメディアに接する事が礼儀だなと感じるようになった。
でもまだうまく飲み込めてない
自分の立場を明らかにしようと思っていたけど、エネルギー問題になると、うまく自分の言葉で意見を述べる事が難しい。家庭内の電気についてはある程度考える事が出来るが、大局的なエネルギーの事になるとよく考えられない。放射能についてもよく分からない。地震で被害にあった地元に何か出来る事があるのか? と考えるとうまく考えられない。でもこれらの事は僕らの次の世代にちゃんと選択した理由を説明する必要があると感じている。

by shingoy on 03/4/2012
写真表現はデジタル加工がが当たり前になり、時代も色々変わって表現としてかなり多様化している。個別に好きな写真家の人はいるけど、その人や作品がどういうコンテキストのなかで評価されてきたか? という点は殆どよく分かってない。本書ではかなり多くの写真家がどのような表現を発展させているか? について、テーマごとに説明している。
この本で扱ってる時代は大体90年代くらいから00年代くらいだ。00年代に入ってからのアート論って実はあんまり読んだ事が無くて、なるほどこういう表現が評価を得ているんだなあとという事が分かり面白い。写真や、現代アートって作品を見てもなかなか、言葉で凄さって表現できない事が多いので、どういう流れで表現が発展してきたかがまとめられているとよく分かる。
また多くの日本の写真家の人がアートの文脈でちゃんと語られてるのが面白い。アラーキーは勿論、HIROMIXやら、ホンマヒロシなどが扱われいる。成程こういうコンテキストでアートとしてとらえられてるんだなあとよくわかる。
そして何よりもっと写真撮らなきゃって気になる。面白いもの取れるようになりたい。うまくとるより、やっぱり面白い写真が一番だよね。
by shingoy on 02/25/2012
昔に比べて国外の音楽情報を集めて来るのが簡単になった。でも今年はこれが熱い!とか簡単に教えてくれる雑誌やテレビの媒体がなくなってしまったので能動的に探すしかない。既にHDDには音楽が沢山入っているけれど、それでも新しい音楽を探すのが好きだ。なので、最近どうやって音楽を探しているかを自分なりに整理してみようと思う。
elekingとpichfork経由で気になったものを探す
愛読していたsnoozerがなくなってしまったので雑誌経由での洋楽情報の取得はできなくなってしまった。しかたがないので、サイト経由で新しい音楽を探すようになった。主に使うのは、日本語だと elekingで、英語だとPichfork をよく見てる。Pichforkは最初は使われてる単語がよく分からないものが多くて苦しんだけど、読み続けてると段々文体に慣れてきた。elekingとPichfork扱うジャンルが微妙に違うので嬉しい。あ、あと勿論tweetやらblogもよく参考にしている。
それから気になったものはyoutubeやsoundcloudで検索を続けて成程これは面白そうだなあと思ったのは買うかどうかより探す。
CDか音源を手に入れる
iTunesは使うが、日本のstoreはアルバム1500円なので割高感がある。それなので割と最終手段として使ってる。海外のものだとAmazonでCDを探すと大体同じくらいの値段で手に入る。それなので割と今でもデータでなくて、CDでも手に入れる。
最近の一番は、 bleep.com で探す。bleepはwarpがやってるオンライン音楽ストアで、デジタル音源やCDやLPなどのグッツを販売している。warpがやってるので僕が大好きなaphexとかautechrといったwarp系の人の音源は勿論、最近は radiohead とかも置いている。bleepはMP3 320kbpsだと 1アルバム9.99$なのが嬉しい。今のレートだと大体1枚800円くらいで買える。
最近のお気に入り
最後に最近のお気に入りを紹介する。他にも面白い音楽あるなら是非とも教えてくれると嬉しい。
pichforkでお勧めされたweeknd はかっこよかった。ただで音源落とせるしみんなとりあえず落とせばいいと思う。
ちょっと前だけど、 sepalcule はかっこよかった。PVもかっこいいなー。
Sepalcure ? Fleur EP (Official Promo) from sougwen on Vimeo.
elekingでお勧めされたwallsもドリーミーな感じがboards of canadaを現代風にアレンジしたような感じで好き。
bleepで直接発見した django djangoも変わってて好き。metanoryにちょっとテイストが似てるけど、もう少しロックっぽい。